ホテル・旅館の和風呂用防水下地浴槽に、「SUS821L1」を採用。コストダウンと軽量化へ。
- Client
- ホテル・旅館
- Release
- 2023.8
SUS304から「SUS821L1」への転換。西鋼ならではのVA提案。
ホテルや旅館で愛される和風呂の空間づくり。 その土台を支える「防水下地浴槽」において、従来品の設計をゼロから見直し、新素材のポテンシャルを引き出すことで、大幅なコスト削減と軽量化に成功しました。お客様の潜在的なニーズに応える仕上がりを追求しています。
西鋼のソリューション
従来素材「SUS304」からの脱却と、新たな提案
和風呂の防水下地浴槽には従来、強度の高い「SUS304」が一般的に使用されていました。 今回の案件では、お客様から特別な仕様変更のご要望はありませんでしたが、より高強度な二相鋼ステンレス「SUS821L1」への置き換えをご提案させていただきました。
強度アップが生んだ、補強材の削減と軽量化
「SUS821L1」の最大の特長は、従来の「SUS304」を大きく上回る高い強度にあります。従来品には不可欠だった補強材の数を大幅に減らすことに成功しました。 製品全体の重量が下がったことで、材料費の削減はもちろん、現場での施工性向上という価値も生み出しました。
二相鋼の「磁性」を活かし、加工コストもダウン
「SUS821L1」には磁石にくっつく性質があるため、点検口などの固定に使用するボルトを、従来のネジ留め式から「マグネット式」へ変更。 これにより、孔明けといった加工工程を丸ごと省くことが可能になり、加工コストの削減を実現しました。
言われた通りのものを作るだけではなく、お客様の利益を最大化するために一歩踏み込むのが、西鋼のエンジニアリングです。