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自社考案の結氷防止形状『トリプルサルコウⓇ』で、防潮堤避難階段の安全性を向上。

Client
地方自治体
Release
2023.06
  • 防波堤避難階段

踏板の「水溜まりと凍結」という致命的なリスクを、独自の開発力と「意匠権(意匠登録第1657489号および第1657571号)」でクリア。

海に囲まれた防潮堤に設置される避難階段。 一分一秒を争う災害時に命を繋ぐ重要なインフラですが、寒冷地特有の「凍結」という大きな課題を抱えていました。 西鋼は従来の踏板の常識を覆す新形状を自社で開発し、この厳しい安全基準をクリアしました。

西鋼のソリューション

従来の踏板が抱えていた、寒冷地ならではの致命的な欠陥

従来の避難階段の踏板(ステップ)は、寒冷地で使用した際、上面にわずかな水が残ってしまうという問題がありました。 厳しい寒さによってその水が凍結を起こすと、せっかく施されているはずの「滑り止め機能」が全く発揮できなくなってしまうのです。 避難時の安全を脅かすこの致命的なリスクをどう排除するか。それが今回のプロジェクトにおける最大のテーマでした。

逆転の発想で生まれた、水が溜まらない独自形状「トリプルサルコウⓇ」

私たちは踏板の構造そのものを根本から見直しました。 試行錯誤の末、踏板の上面にどうしても残ってしまっていた水を物理的に「溜めずに受け流す」画期的な新形状を考案。 この独自の結氷防止形状を「トリプルサルコウⓇ」と名付け、私たちはその新規性と有用性から、自社で「意匠権(デザインの特許)」を取得いたしました。

意匠権と防滑性能いう確かな裏付けをもって、安全性を提案・採用へ

単なる口頭ベースのアイデア提案ではなく、意匠権を取得した確かな技術としてお客様へご提案いたしました。また、高い安全性を確保するため防滑試験を実施し、滑り性能についても高い評価を得た結果、正式採用に至りました。過酷な自然環境にさらされるインフラだからこそ、妥協は許されません。 「もしも」の瞬間に誰もが安心して使える製品を届けるために、西鋼は既存の枠にとらわれない技術開発で応え続けます。

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